■ さぬき市民病院インフォメーションボードに協賛
9月29日よりさぬき市民病院さまの待合いフロアと会計カウンターに地域の企業、法人の情報を表示するインフォメーションボードとモニターが設置されました。志度玉浦園も協賛させていただきインフォメーションが流れますので、受診等で訪れた際はご覧になってみてくださいませ。
2025年10月01日 11時40分 | カテゴリー:お知らせ
■ 特養入所者I.S様 さぬき市からお祝いを受ける
2年前、百寿を迎えられたI.S様、このたびはさぬき市から長寿のお祝いをされることになりました。
通常ご自宅に届くお祝いが諸事情でこちらで贈呈されることになり急遽簡易的なイベントを園内で執り行わせていただきました。
さぬき市長寿介護課から2名の職員様がわざわざ来園してくださいました。
先日ブログでお伝えしたデイサービスの百寿の方より年齢的にはさらにお姉さんです。しかもI.S様より長寿な方が玉浦の特養には何人かいらっしゃいます。I.S様もほんとにお元気です。普段から身だしなみを気にされますし、今日のような式典参加、なによりご自分が主役のイベントですからメイクまでされます。
園長からもお祝いの声掛け。
大山さぬき市市長からのお祝い状を長寿介護課の方が代読してくださり、
記念品と共に贈呈。ありがとうございます。
受け取ののサイン。
先月お誕生日会をしたばかりですし、
コメントを求められても「えーと、私何言ったらええの?」
と再びお祝いの場が出来てI.S様も不思議そうでした。
御目出度い祝いの席は何度あっていじゃないですか、
いつまでもお元気でお過ごし下さい、I.S様。
2025年09月29日 17時23分 | カテゴリー:スタッフブログ
■ 通所介護で百寿を迎えること
デイサービスのご利用者様で今月めでたく100歳を迎えられた方がいらっしゃいます。このブログでも百寿のお祝いの様子を何度かお届けさせていただきましたが、すべて特養入所者の方でした。
デイのご利用中での百寿到達は
当施設でも稀(まれ)なことです。
そのところを含めて当日のお祝い式の様子とともに、100歳についてちょっとした補足情報も交えてお伝えします。
9月の敬老の日にあわせて、今年も厚生労働省や各自治体から「100歳を迎えられる方々」の発表がありました。毎年の恒例行事ですが、その数は年を追うごとに増え続けています。
全国ではどれくらい?
令和7年(2025年)に100歳を迎えられる方は、およそ5万2千人。
100歳以上の方の総数はおよそ10万人にのぼり、統計を取り始めて以来、55年連続で過去最多を更新したそうです。
男女比で見ると、女性が約9割を占めています。長寿の秘けつは「食事」「人とのつながり」「前向きな心」とも言われますが、改めて女性のたくましさを感じますね。
香川県の状況は?
香川県では、今年100歳を迎えられる方は500人あまり。
100歳以上の方の総数は1,000人を超えたそうです。
人口10万人あたりに換算すると、全国平均の約1.4倍。全国順位でも上位グループに入っているんです。小さな県ながら「長寿県」として存在感を示しているのは、やはり讃岐ならではの食文化や温暖な気候のおかげかもしれません。
今後
ある推計では、2050年には全国で50万人を超える可能性もあるそうです。
今回デイで百寿(紀寿とも言われます)を迎えられたN様はご自身がしっかりされているということはもちろんですが、ご家族様と同居されていて自宅に介護力がある、ことがお元気でいられる大きな要因でしょう。デイでのご利用は月に数日、サービス提供時間は6時間(送迎時間を合わせても7時間前後)です。それ以外はご自宅で過ごされているのですから。
(居宅支援サービスは受けておられますが)
N様のように自身の介護度と対応できる周囲の人の介護力、ご自宅の状況などの環境的要素などさまざまな状況が揃っていないとデイサービスご利用の継続は難しく、他の介護保険サービスを利用することになります。N様のように齢100歳にしてこの状態でお過ごしになっていることが冒頭に書いた「稀」と言えることなのです。
本当の誕生日の前日、N様のデイご利用日に合わせて行われた百寿を祝うイベントの中で司会進行係がN様にマイクを向けました。
インタビューを受けるN様
司会「大正、昭和、平成、令和と4つの時代を過ごされているわけですが、どの時代がお好きですか?」
N様「昭和」
司会「なぜですか?昭和時代は戦中戦後苦労することも多くあったでしょう?」
N様「私の青春がそこにあったから。」
これを聴いていた他のご利用者様、職員から自然と感嘆の声と拍手が起きました。
素敵なこたえですね。
お祝いのくす玉。
お祝いの式典では施設代表で園長からご長寿表彰を、またスタッフご利用者様一同から写真や手形、花束、ご利用者様みんなで作った手作りクラフトなどを贈呈。
最後に
皆でそろって記念写真。
中央のピンクのちゃんちゃんこ姿がN様。
椅子の掛けているときもピシッとされていて姿勢が美しいです。
みんながお手本にしたい方です。
N様、本当におめでとうございます。
100歳は通過点となりましたので、これからもよろしくお願いいたします。
2025年09月26日 09時01分 | カテゴリー:スタッフブログ
■ 技能実習生に強い味方登場
このブログではちょくちょく技能実習生たちの様子をお届けしていますが、
今回は日常のちょっと困った、を解決する話です。
志度玉浦園はさぬき市志度の天野峠を登った、少々小高いところにあります。
車やバイクならいざ知らず、自転車で来ようとなるとまあまあ体力が要ります。(いや結構要ると言うほうが適当か)
職員の中にもそうやって毎日通勤しているが何人かいますが、その中には技能実習生もおりまして。
この夏はひと際暑い日々がつづきましたね、しかも朝から。
普通に日常生活しているだけで何だか疲れるような感じがしますよね。
自転車通勤は汗だぐになりますし、働く前から体力削られているわけです。体力増強を兼ねたエクササイズで“あえて”自転車通勤しているならいいですけど、仕方なく自転車となっている技能実習生はちょっとかわいそう、となりまして園のほうで電動アシスト自転車を購入いたしました。
じゃーん。
昨今電動アシスト自転車はかなり一般的になってきましたね。一般の自転車と違って電動モーターやらバッテリ搭載なので値段がお高いのですが。

これに乗りその利便性(楽さと手軽さ)を知ってしまうともう普通のやつには戻れないと言われています。かく言う筆者も(なんなら私の高齢の母も)愛用者だったりします。
さっそく操作説明会。
安全な敷地内でお試し走行。
発進時の負荷がかかるときにモーターがアシスト。出足軽々。
きつい坂道もなんのその。楽勝です。
みんなこの力(パワー)に自然と顔が笑顔に。
テスト試乗会を終えて・・・・ひとりの実習生が代表して
「こんな良いもの買ってもらってうれしいです。これからもっともっと仕事がんばります!」
と流暢な日本語でコメントしてくれました。
すごく成長したなぁ。来日した当時のことを思い出すと感慨深いものがあります。
さて、夕陽差す中ヘルメット装着していざ本番、退勤です。
実は宿舎の前の上り坂が仕事終わりの帰宅で一番キツかったそうで。
今日からは楽々のハズ。
QOL(生活の質)の向上で、彼女たちがより楽しくお仕事に取り組んでくれたらうれしい限りですね。
2025年09月22日 12時04分 | カテゴリー:スタッフブログ
■ 敬老の日。
国民の休日です。しかし敬老の日なのにお天道様は
全然敬っても労わってもくれず、猛暑日となりましたね。
皆様残暑お見舞い申し上げます。
猛暑日中でしたが、当施設は元気に営業しました。ご家族のみなさまもたくさん面会に来られ、お孫さんや曾孫さんの笑顔に、ご利用者さまも自然と頬がほころびます。やっぱり家族の力は大きいですね。


デイサービスでは、ご利用者様に敬老の日のプレゼントをご用意しました。ただ「どうぞ」とお渡しするだけではなく、レクリエーションを兼ねたビンゴゲーム大会に!

数字が読み上げられるたびに、
「おしいっ!」
「そこじゃない!」
「リーチって何回言ったら当たるんやろ?」
と、笑い声とツッコミが飛び交い、会場はまるで寄席のよう。


最後に「ビンゴ!」と声が上がった瞬間は、拍手と歓声で大盛り上がり。
プレゼントよりも、この盛り上がりそのものが一番の贈り物になった気がします。


自分のカード(25マス)の中から読み上げられた数字を探し当てるのは右脳トレーニングにもなりますね。認知機能が少し低下しているご利用者様はどうしても見つけられない方もいらっしゃいます。職員が横について少しサポートしたり応援したりして一緒に盛り上がりました。

暑さに負けず、笑いと笑顔がたっぷり咲いた敬老の日。みんなで楽しみながら敬老の日をお祝いできた、にぎやかで温かな一日となりました。
2025年09月15日 15時47分 | カテゴリー:スタッフブログ
■ あまの自治会の夏まつりに行ってきました
この夏、当園のあるあまの自治会で 8年ぶりとなる夏まつり が開かれました。小規模のお祭りですが、フラダンスや獅子舞など楽しい催し物が盛りだくさんで、会場はとってもにぎやか!
私たち職員や技能実習生たちもおじゃまし、屋台をのぞいたりステージを見たりしながら、夏のひと時を満喫しました。久しぶりにお祭りの雰囲気に包まれて、自然と笑顔がこぼれます。
夕方とはいえまだまだ暑い時間帯でしたが、テントやミストシャワーが用意されていて、とてもありがたかったです。
地域のみなさんの工夫や温かさを感じられる夏まつり。こうして地元の行事に参加できることが、私たちにとっても大切な思い出になりました。また来年も開催されることを楽しみにしています。
2025年08月26日 12時21分 | カテゴリー:スタッフブログ
■ 音声で会話するロボット「Chpit(チャピット)」がやってきました!


お話し上手で歌も大好き♪「Chapit(チャピット)」がやってきました!
このたび、当施設に1か月間の試験的導入として、音声認識コミュニケーションロボット「Chapit(チャピット)」がやってきました。
チャピットは、レイトロン社が開発した音声で会話できる小型ロボットです。
見た目も愛らしく、「おはよう」「元気?」と話しかけるとしっかり返事をしてくれます。
その応答のやさしさに、初対面でも「かわいいねぇ」と笑顔になる方も少なくありません。

チャピットで会話がふえる?楽しい時間がうまれる?
チャピットの試験導入の目的は、ご利用者さまのコミュニケーションのきっかけや、日々の楽しみを広げることです。
高齢になると、日常の会話が減ったり、人とのやり取りが億劫になることもあります。
そんな中で、チャピットのように声をかけると必ず返してくれる存在がそばにいることで、自然と会話が生まれる場面が増えています。

歌って、遊んで、にぎやかに!
チャピットには、ただ話すだけでなく歌を歌ったり、簡単なクイズやゲームで遊ぶ機能もあります。
とくに童謡や懐かしい歌はご利用者さまに人気で、思わず口ずさむ方も。
「チャピット、歌って!」と声をかけると、元気に歌い出すチャピット。
その姿に、周りの空気がふんわり明るくなります。
レクリエーションの時間にも活用できる可能性があり、私たち職員もその効果に注目しています。

実はちょっと苦手なことも…?
ひとつだけチャピットの弱点をあげるなら、それは――「さぬき弁」にうまく反応できないことです。
「なんしょんな?」「うまげななぁ」「~けん」など、地元では自然な言い方でも、チャピットにはうまく通じないことがあります。
そのため、なるべく標準語で話しかける必要があるのが少し難点です。

とはいえ、それもまた話題のひとつ。
「今の言い方、チャピットわからんかったみたいやな(笑)」と、ご利用者さま同士で笑い合う姿も見られ、それ自体がコミュニケーションの種になっています。
1か月間、しっかり使ってみます。
現在は試験導入期間ということで、施設の中でどのように使えるのかを観察しながら、職員も一緒に活用方法を模索しています。
・どれくらい会話が生まれるか?
・レクリエーションにどう活かせるか?
・ご利用者さまが自然に関われる存在になれるか?
これらをしっかり検証し、今後の導入可否を判断していく予定です。
2025年08月01日 12時14分 | カテゴリー:スタッフブログ
■ 今月の慰問レポート:学びと笑顔がいっぱい!
今月も地域の皆さまにお越しいただき、学びと笑顔あふれる慰問活動が行われました。
まずは、いつも定期的にお越しくださっている交通安全協会さまによる交通安全教室。今回は、動体視力を測定できる機器を持参していただき、ご利用者さまも楽しみながら体験。加えて、香川県内での交通事故における高齢者の関与率が特に高いというお話もあり、「他人ごとではないね」「気をつけよう」と皆さん真剣に耳を傾けておられました。交通安全への意識が一層高まった時間でした。




続いては、香川ヤクルト販売株式会社さまによる「ヤクルト健康教室」!今回なんと、かわいい着ぐるみ(?!)のヤクルトマンが初登場!




ご利用者さまと一緒に楽しいゲームで盛り上がり、


最後はヤクルトマンとの記念撮影タイム。明るい笑顔がたくさん見られました。


さらに、手話講座も開催され、講師の先生に来ていただき、あいさつや自己紹介など、日常で使える手話の基本を丁寧に教えていただきました。冗談を交えた先生の指導にご利用者さまもケラケラと笑いが起こりつつ、興味津々で「手話って奥深いね」と関心を深めていらっしゃいました。


このように、今月も多くのボランティアの皆さまのお力添えにより、楽しく実りある時間を過ごすことができました。
関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
香川ヤクルト販売株式会社 公式ホームページ
https://www.kagawa-yakult.co.jp
2025年07月25日 11時46分 | カテゴリー:デイサービス
■ ささのはさらさら(デイサービス)


職員が用意したさア佐ノ
連日の猛暑が続いていますね。
外はまるで南国のような暑さですが、施設内ではこまめな水分補給や冷房管理に気を配り、ご利用者さまが快適に過ごせるよう職員一同取り組んでいます。
どうぞご家族のみなさまも、外出の際だけでなく自宅にいるときも熱中症対策をお忘れなく。
さて本日7月7日「七夕(たなばた)」の日の話題です。今年は令和7年ってこともありまして世間では777(トリプルセブン)なんて言われていて自治体窓口は婚姻届の受理で大変混雑しているのだとか。まぁ確かに憶えやすい日付ですね。七夕伝説、織姫彦星の話、恋愛的要素もあるので入籍するにはちょうどいいと考える人が多いのはなんとなくわかるのですが、あの話って結構、苦難の話ではなかったかしら?と思ったり。
それはさておき当施設でも、笹の葉にご利用者のみなさまの願いごとを書いた短冊を飾り、七夕の行事を楽しみました。


ところで、「七夕」と書いてなぜ「たなばた」と読むのでしょうか?
実はこの言葉の由来には、日本古来の風習と中国から伝わった星祭りの文化が関係しています。
もともと日本には、棚機(たなばた)という行事がありました。これは、乙女が棚に織機(はた)を据えて、神様のために着物を織り、穢れを祓うというお祭りです。この「たなばたつめ(棚機女)」が神に仕える清らかな女性の象徴とされていました。
その後、中国から織姫と彦星の伝説をもとにした「七夕の節句」が伝来し、日本の「たなばた」と結びついたことで、「七夕=たなばた」と読むようになったとされています。








ご利用者様それぞれの思い、願いを短冊にしたため、飾りつけをしていきます。様々な色の短冊と笹(イミテーション)の緑が相まってデイフロアがとてもカラフルになりました。書かれた内容を少し拝見いたしましたが、ほっこり微笑ましものや「お金」と一言書いてあって思わず吹き出しそうになるものもありました。

でもやはり一番多かったのはご自身の健康と、家族の幸せを願う内容。

皆様それぞれの願いが叶いますように。
2025年07月07日 12時10分 | カテゴリー:デイサービス
■ 特別室「玉浦」完成報告
ご家族と一緒に過ごせる、あたたかな特別室ができました。

このたび当施設では、「地域密着型サービス等整備事業費補助金」を活用し、ご利用者さまとご家族が一緒にゆったりと過ごせる特別なお部屋を整備しました。
体調の変化や気持ちの面で、ご家族のそばにいたい・いてほしいと感じることがあります。そんな大切な時間を、できるだけ穏やかに、安心して過ごしていただけるようにとの思いから、このお部屋づくりがはじまりました。
お部屋には、時間帯や気分に合わせて明るさを調節できる調光式の照明を設置。やわらかな灯りが、落ち着いた空間をつくり出してくれます。
また、ご家族が長く滞在されることを想定して、洗面台・冷蔵庫・コンセント・カーテンレールなどの設備もそろえました。快適さと使いやすさを大切にしています。TV設置、WiFi環境なども対応可能です。


さらに、ロスナイ(熱交換型換気扇)を導入することで、室温や湿度を保ちながら静かに換気ができるようになり、空気もいつもきれいで快適です。
この特別室は、ご利用者さまとご家族が、普段と変わらないような時間を過ごせる“もうひとつの居場所”として、心を込めて整えました。
最後に完成したお部屋の様子をさらに詳しく写真でご紹介させていただきます。
2025年06月24日 10時47分 | カテゴリー:お知らせ